美少女ゲーム秘密基地

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Happy Christmas - last storys - 感想

 

同人サークル「T・M・G Factory」

のゲーム3作目。

 

処女作の『Happy Christmas』のリニューアル版で、完全版らしい。

 

フリゲ化していて

多分ここからダウンロードでける

(ソフト手に入れから気づきました…にひひ

 

 

 

 

 

ストーリー

 

主人公  網中 真志(変更化)は小さい頃から親が仕事でいない時が多く、毎年手紙でサンタクロースに、クリスマスを家族と過ごせるよう願っていた。しかし

願いは叶わすいつも1人で過ごしていたクリスマスを嫌っていた。

 

そんなクリスマスの近いある日、

あいつと出会うことで真志のクリスマスは特別なものへ変わっていく…

 

主人公が 幸せなクリスマス を探すストーりー

 

 

全体的にもう一歩といった感じではありますが、薫シナリオは一見の価値あり。

 

 

 

以下ネタバレ感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・アイリ

 

 

この作品のメインヒロイン、本物のサンタクロース

 

アイリと共に暮らすうちに

両想いになるもアイリは、サンタなのでクリスマスには元の世界へ帰らなければならず、

なんやかんやあって結局好きな気持ちに嘘は付けず一緒にクリスマスを過ごします。

そして別れ…。

 

最後の

数年娘の再会ではなぜアイリが帰らずずっと一緒にいられるようになったのかよくわらない

アイリはずっと信じてくれたからと言ってますが

クリスマスの奇跡、ですかね。

ま、いい話でしけどネ

 

もしかしたら、アイリと一緒にいたい

という願いをサンタさんがかなえてくれたのかな

 

 

 

アイリのキャラは謎が多く

サンタクロースだということ以外はほとんど何もわかりません。

 

わかるのは  

アイリは別の世界?からやってきたこと

相棒のトナカイ、アンディがいる

クリスマスの時期だけソリで飛べる

主人公を小さい頃からのずっと知っていた(そして好きだった)

サンタクロースのを信じている者がいれば存在できる。

 

そういうところもあり

あの日々は幻だったのではないか

と作中あったよつに

 

一冬の幻のような、御伽話のような物語でした。

 

私もサンタクロースの存在を信じてみたいな雪

 

 

・澄崎薫

 

病弱な幼なじみ、入院していて先行きが分からない状態。

 

薫は闘病も虚しくあっさりと亡くなってしまぃます。が、このシナリオは亡くなってからが本番、

主人公と薫のすれ違った想いのやるせなさがいい

アイリの存在がいい具合にシナリオに絡んできます。

薫への想いの決着の付け方がよい、

奇跡が現実を生きる為の道標になっているのがとても良かったに。

エピローグで泣きました。

 

 

病室にしかいないから仕方ないすが

薫とのエピソードがちょっと弱い、幼なじみ的なエピソードがもっと回想とかで補強あったらなお良かったかな

 

あと薫がいつから病室暮らしなのか謎なのと、

こんな時に両親海外って…? とか色々疑問も

 

しかし他のルートだと薫はどうなっているのだろう… 出てこないのよね。

 

 

・小松麻由美

 

薫死亡時から途中分岐する形ではいる看護師さんの話

正直オマケのような話ですが、ちゃんとここでも薫への未練を2人でちゃんと断ち切っているのは良かった。

 

 

・姫宮美奈

クリスマスツリーを飾り付けることに熱意を燃やす女性。

しかし本当は主人公と同じ境遇にありクリスマスが嫌いだった

最初に出会った時と次に合った時とでなんか美奈の性格が変わっているように感じる。

ツリーの幸せが他人に奪われているように思え自暴自棄になるところから展開が唐突な気がした。 全体的にまあまあ

 

 

 

 

・上林雪

アイリの力によって巡り合った

男恐怖症の女の子

カフェ「Free Time」のバイトで主人公と共に恐怖症を克服しようとする。

その原因は幼い頃の父親のDVの影響、

雪の過去を聞こうと思うも、それは無神経な事だと気付き自分から話してくれるまで待つと決める主人公がなかなか紳士的で好印象。一見子供っぽく見える主人公の辛い過去との対比もいい、どんな過去でもその人にとって辛い過去なんだと受け入れてくれる雪の言葉がまた良い。

まぁ良い話だった。

 

 

・アンディ 

 

?!

まさかのトナカイのアンディルート…

アンディがイケメン化します(頬を染めるな恋の矢)

今まで友人を作らなかった主人公がアンディのサンタクロースのお仕事を手伝うことで友情に目覚めていくストーリー

ヒロインと結ばれるだけでなく、仲間と馬鹿騒ぎするのも

幸せなクリスマスなんだという一つの回答を示しているルートでもあるね。

 

少しだけサンタの生態?が描かれますがやはり謎が多い…。

 

 

 

 

原画 : 青村 直  

シナリオ : tk ラジ王 

音楽: 猫ノさすけ Yousuke crow

 

 

OP「La neige」

 

深い冬を感じさせる曲、主人公の心の闇の表現でもあるのかも

、 La neige〈ラネージュ〉とは

フランス語で"雪"を意味する。

 

ED「Smile for me 」

 

良い曲で好きです。