Remain 2001
トロワとはフランス語で『3』の意味らしい。
3人のヒロイン、3つの物語、ついでにdiscも3枚組。
天沼あおば、中川ななり、宮前みらい、
3人は、特殊な能力をもっている。ソレをどうとらえるのかによって、異なる3つのstoryがオムニバス形式で展開される。
魔女編→ファンタジー編→超能力編の順にプレイ。
・魔女編
ただただ」救いのない物語…。
これを描き切った点は評価したいですが、シナリオの完成度自体はあまり高いとは思えなかった。
掴みにあたる、みらい編はシナリオそのものが薄すぎてあまり入り込めなかったし、なんか起こってる事に対しての緊張感や現実感といったものが微妙に薄い。ななり編もほぼ同。
あおば編とエピローグはそこそこ。あおばbadendが救いなさ過ぎてないた
三人のエピソードを無理くり一つに繋げているようにも見えて不自然な点も散見される。
おまけ2シナリオ…、なんというか楽屋裏というか同人ノリ?これはなくてもよかったような気もする…(笑ったけど)
良かった点…、はるの役cvこお○ぎさんの迫真の演技、素晴らしい(なんか最近この人の出てるエ〇ゲばっかりやってる気が…)
気になる点…、挿入曲の『黒い手』に、歌;柚木まき、とクレジットされているが、歌がないような…。これはクレジットのミスなのかなあ。きになって夜も眠れないよぅ。。。
・ファンタジー編
あおば編以外はファンタジーという響きからくるイメージと内容があまり咬み合ってない気がする。
みらい編…結局なにも解決してない気がするのは気のせい??
(雨を降らすという設定や、終わり方と言い、某お天気の子を思い出す…←)
ななり編…(みらいもまぁまぁそうだったたが)、基本的に、ななりがずっーーーとウジウジしてるだけでつまらーーーーーーん!!!!もはやはるのの存在で癒されていたしかなかった…
あおば編…わりと魔女編並みに救いのない設定だったが、丸く収まってホッとした。話自体はふつー。主人公なんもしてなくね?という突っ込みはなしの咆哮で…。Hするときのやり取りが凄くあおばらしくて面白かった。
・超能力編
バ〇ル2世のパロディ的なストーリー(多分)。全編いうなれば、バカゲーって感じのノリ。なかなか笑えました。
日常の描写が濃いし、キャラに愛着を持つという点では、これを最初にやるべきだったかもしれない。
正直、このシナリオが一番面白かった。
全部おわらせて思ったのは、メインヒロインより、妹のはるのが可愛くて仕方ない!ってことれす、
作中の扱いからしても裏の主役だったり真の主人公って感じですしねー。
嗚呼、CVこ〇ろぎさんは偉大だ…←
面白い切り口ではあったが、若干活かしきれていないかなーとも、やはり微妙なファンタジー編が足を引っ張っている感じがする。
この時期の作品は、魅せ方に一癖も二癖もある、個性的な作品があって面白いですね。